にんじん村の給食は毎日調理室で作った出来たてのごはんです。洋風のものがすっかり増えた最近の家庭の食卓ですが、昔から食べてきた日本の家庭料理を子供たちに伝えていきたいと和食が中心の献立です。栄養士さんが調理の人や職員の意見を聞いて毎月、旬の食材を使ったおいしい献立を考え、料理しています。
(クリックすると献立表を見ることができます)
安全で体にいいものをということで、なるべく農薬や化学肥料を使っていない野菜や添加物のない食材を、共同購入したりすぐ近くの農家から購入して使っています。
(生活クラブ、パルシステム、コープ(Coop)、八百屋かや、みのりファーム)
みのりファームの畑にて
粟やヒエなどの雑穀を入れた白米のご飯と、3~4品のおかずと煮干でだしを取ったお味噌汁といった献立です。
お肉やお魚、豆類、卵といったタンパク質ももちろん出ますが、野菜を沢山とるような献立となっています。
野菜の苦手な子も頑張ってだんだん何でも食べられるようになります。
さんまの塩焼き、さつまイモの甘煮、小松菜ともやしのお浸し、ひじきの炊き込みご飯、豆腐とねぎの味噌汁
筑前煮、キュウリとワカメの酢の物、小松菜のお浸し、ごはん、大根とねぎの味噌汁
赤ちゃんにはもちろん成長に合わせて離乳食を用意していますが、やはり野菜中心の献立です。また、離乳した赤ちゃんには豆乳を牛乳の代わりに出しています。
アレルギーの子には症状に合わせた対応食を用意していますが、もともと野菜が多いので皆と同じような食事に出来ます。自分だけが皆とまるで違う食事という違和感をそれほど感じなくて済むようです。
みのりファームの一角を借りて、子供達と畑で野菜を作っています。今年は、F1(一代雑種)の種ではなく、野口種苗園から買った固定種の四葉キュウリ、加茂大芹川丸ナス、亀戸大根、たんくろう枝豆などを植えました。
みのりファームのピースのおじさんと畑にて四葉キュウリの収穫
お昼ご飯、おやつで食べました。固定種の野菜は味がしっかりしていてとてもおいしかった~!
シソジュースを作るためにみんなでシソの葉を取っている所です。
にんじん村保育園では子供達にできるだけ豊かな経験をしてもらうために、お手伝いできることがあれば大きい子にも小さい子にもに手伝ってもらっています。